手記、或いは夢小説

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6ユラは美海で強そうという話

先日公開された4弾先行公開カード《親友と共に ユラ》というカードについて喋りたくなったので喋ります

 

性能から見ていきましょう。

 

《親友と共に ユラ》

🟥レベル6

ATK10000/DEF10000

[常在効果]あなたの捨て札が15枚以上の場合、ATK+2000。

リンク—ΩΩ①/7 ATK+7000、ダメージリバース❷してもよい。そうした場合、元々のSTKを2とする。

条件有りでATKへの常在バフ、リンク成功時にSTKの上がる効果を持っています。

 

始めに、強そうな点から上げていきます。

リンク条件の緩さがまず1つ目に上がりますね。3/7フレーム要求リンクは、4/7フレーム要求リンクとは雲泥の差があり、素のリンク成功率は言わずもがなですが、2回成功の期待度合いが全然違います。3/7リンクはガードする側としては2回成功を意識しなくてはならず、余分にガードを切らされたり、2回成功して貫通されたりといった想定外を多く引き起こさせられてしまいます。フレーム3枚要求の7リンクはその時点でかなり強いメリットと言えるでしょう。

2つ目はリンク時効果です。ダメージリバース以外の条件無しにSTK2になる能力、発動する際は必ずリンクが成功しているのでSTK3でのアタックになります。1つ目のメリットでも述べたようにリンク成功率、延いては2回成功の可能性の高さがあるので、そこからSTK3点が出るのはかなり脅威になるだろうと思います。ダメージリバース❷もリンク成功時の追加効果なのが偉くて、相手にガードをされていてダメージが通らない状況ならダメージリバースを使わない、ダメージが通るからダメージリバース使う、という使い分けが可能です。相手からのガードを見てから切り替えられるので使用回数制限のあるダメージリバースを無駄撃ちすることがありません。もし仮にこれが起動効果だった場合、ATK17000は決して高い数値ではないためダメージリバース❷を使用した上で相手にガードされてダメージが通らないなどになると、コストの払い損になってしまいます。リンク成功時の追加効果であるからこそ、このユラはとても強そうに思います。

 

今度は逆に弱そうな点をあげます。

一目瞭然ですが、ATK10000/DEF10000のステータスです。レベル6の標準ステータスはATK11000/DEF11000ですので、ユラはその標準ステータスに届いていません。それだけ効果が強力だと判断されたのでしょう。一応リンク成功時のATKは17000まで上がるので、DEF12000のプログレスたちにガード10000を要求する最低条件を満たせていますが、リンク2回成功に常在効果のバフを足しても10000+7000+7000+2000でATK26000なので、DEF12000+15000のガードで防がれてしまいます。

ユラのDEF10000も、《常夏の可能性 日向美海》相手に出す分には問題ないですが、《強猛なる籠手 ナイア》や4弾で登場する《神器の継承者 フェルノ》などのATK25000まで伸びるレベル7たちや、そのほかレベル3帯のリンク2回成功ATK20000を防ぎにくいです。レベル6の登場コストを払ったわりにレベル5並みの数値しか無いのは、物足りない場面があるかもしれません。

2つ目にダメージリバースを使うことがあります。ダメージは最大6点までしか受けられないため、何もなければ6枚分しかダメージリバースの発動コストにできません。❷は比較的に少なめの量ですが、それでも他のダメージリバース系の効果と同時に使用は難しいだろうと思ってます。ダメージリバースが使えない状況では、ユラはほぼ5レベルのプレーンと同じになってしまいます。

 

と、強そうな点・弱そうな点をあげましたが、ここまでが前置きです。

本題はタイトルの通り、このユラを美海デッキで採用するのが強いんじゃないか?という話です。

美海の先攻2ターン目に、《常夏の可能性 日向美海》の横にこのカードを出してダメージリバースを使って3点を入れる。3ターン目には美海を《縁の女神 ヒメガミノミコト》にシフトし、EXを使用することでガード値を下げて、ヒメとユラで6点を詰めることで決着を狙う形です。

美海デッキの稼ぎ出すアドバンテージへの対抗策は、現状「速攻で倒す」か「パワーで圧倒する」の大きく2つです。

「速攻で倒す」系のデッキに後攻1ターン目に速攻がなされた場合に、返すターンに緩いリンク条件から高い成功率の3点を叩き出し速攻の速度に追いついてきます。ユラのDEF10000は速攻を仕掛けてくる3レベル帯などに対してはしっかりとした壁になるため、次ターンのダメージも防げて速度で上回ることができるようになるでしょう。

「パワーで圧倒する」タイプ相手には、後攻1ターン目に7レベルを立てて2点を入れてきた場合にATK17000で防がれない3点を入れられますし、7ヒメに繋がればチャージをガードで使えなくなる為、ナイアやルルーナ等のリンク成功でガード値を増やしてくる系の7に対しても非常に強く動けます。

 

このような感じで、本来美海の苦手としているような試合展開に、強く動いていける形のデッキが出来上がったりするんじゃないかなとか思いました。

ただ多分4カレンはめちゃ苦手です。

新弾出たら6ユフィと7フェルノを入れたΣ寄せ美海オルトリンで遊ぼうと思ってたのですが、こっちも楽しそうでどっちから手を出すか迷ってます。ユナイト楽し〜